幸せを”自給自足”しよう
本日の参考文献『人生のピークを90代にもっていく!』枝廣 淳子著。
枝廣さんは、“幸せには2種類ある”といいます。
- 「欲しいものを手に入れた時の満足・幸せ」(satisfaction)
- 「何もなくても、満ち足りていると感じる満足・幸せ」(contentment)
Satisfactionは、欲しかった洋服やバッグを手に入れたり、資格試験に受かったり、地位や名誉やお金を得たりした時に感じる
「欲しいものを追いかけて獲得する幸せ」ですね。
それに対してcontentment は、あるがままで幸せ。
「生かされていること」や「いま持っているものを持てていること」に感謝して「内側からしみじみと湧き上がってくる幸せ」なんですね。
この「しみじみと湧き上がってくる幸せ」は、「幸せの自給自足」。
「他人や社会の言動や動向にかかわらず、自分の幸福度を保つ」ために枝廣さんは「幸せの自給率を高めていこう」といいます。
この考えに、私はとても共感します😊
私は2年ほど前に、北海道の”奥ニセコ”に引っ越して来るまで、ずっと札幌で暮らして来ました。
札幌はリトル東京と呼ばれたりしますが、自然にも恵まれている、良い意味での都会だと思います。
街なかに出れば、百貨店、映画館、大型書店等があり、簡単に何らかの刺激を享受できます。
それは、とても楽しいことで、大きな喜びでした。
私は、特に本屋さんが好きで、本を見て歩くだけで幸せでした。
もし気に入った本を数冊購入できた日には、ワクワクがあふれる程のsatisfactionです。
2年前から住んでいるこの地は、ほとんど森に近い自然の中です。
自然に癒されるという意味では、大きな喜びを感じますが、札幌にあったような刺激は、無いに等しい所です。
そうなるとcontentment の出番ですね。
他からもらう刺激や喜びではなく、自分で喜びを自給自足する必要があるわけです。
引っ越して来た当初は、私は、よく閉塞感や寂しさを感じました。
でも2年近く経った今は、幸せの自給率は、とても高まっています🍀
人生という一日一日のまっさらな時間を、自分の思いで計画し、コツコツと楽しく過ごせている幸せを、
しみじみと味わうことができています😊
最後までお読みくださりありがとうございます🍀
by かこちゃん
『人生のピークを90代にもっていく!』枝廣 淳子 著 (Amazonリンク)