誰もが自由な人生を

みかんカード番外編02です🍀

心理学者アドラーは、
あらゆる対人関係のトラブルは、「他者の課題に土足で踏み込むこと、または自分の課題に土足で踏み込まれること」によって引き起こされると言います。
大事なのは、自分と他者の「課題の分離」をすること。

例えば、勉強しない子どもに、勉強しなさい！と親が口を出すことは良くあると思うけど、
「勉強をする、しない」は子どもの課題なので、親は口出しせず、静かに見守るというのがアドラーの言う課題の分離です。
（見放すのではなくて、必要な支援はいつでもできるように、温かく見守ることだそうです。）

他人に口出ししない、そして自分にも口出しされることなく、全て自分の意思で道を選んでいくことで、
他人の期待を満たすための生き方ではなく、「自分らしい生き方」ができるようになります。

しかし、わたしたち日本人にとって「自由」であることは、ある意味、誰かに従って生きるよりも難しいことかもしれませんね。
周りに合わせて空気を読むことが大事という風潮が染みついていますもんね。
でも、この「課題の分離」ができれば、人間関係のトラブルが減るということなので、ぜひ身につけたい考え方ですね🍀
（アドラーは、人の全ての悩みは「対人関係の悩み」であると言っているので、対人関係の悩みが減れば、とっても生きやすくなるということです😊）

さて。はたして自分は、どういう道を進んでいきたいのか？
「他人の期待を満たすため」じゃなくて、「自分のため」に生きていくには？
静かな時間を作って、じっくりと自分と向き合い、自分のこれからについて考えてみるといいですね🌈

アドラー心理学を完全に身につけて実行できるようになるには、今まで生きてきた人生の半分の月日もかかるそうなので、
今はちょっと難しく感じるかもしれないけど、日々意識して過ごしてみることから始めてみてくださいね😊

参考文献　嫌われる勇気　著岸見一郎・古賀史健　（Amazonリンク）

みかんカードには、このような人生に必要な知識が、とってもわかりやすくギュッとつまっています。
難しい本や文章を読むのが苦手な方にぜひおすすめです🍀